2大関陥落危機で佐渡ケ嶽部屋は年収1000万円ダウン

公開日: 更新日:

「問題はパー券だよ、パーティー券。佐渡ケ嶽部屋は、だいぶパーティーで稼いでいたからね」

 こう言うのは、ある部屋の後援者だ。

 2大関がケガで休場した佐渡ケ嶽部屋。今場所カド番だった琴欧洲は左肩脱臼で全治4週間。琴奨菊は大胸筋断裂で全治3カ月の重症を負った。カド番となる来場所の出場も危うく、両大関とも陥落は免れない。

 相撲部屋は毎場所、千秋楽にパーティーを行う。政治家の資金パーティーほどではないにせよ、この売り上げがバカにならない。

 冒頭の後援者が言う。

「近年は不景気もあり、パーティー券は1万円前後が主流。7000円でやっている部屋もある。ところが、佐渡ケ嶽部屋は3万円前後。千代の富士の九重部屋と並んで、相撲部屋でも最高額だね。それでも先代親方である、横綱琴櫻の人脈や人柄もあって、毎回100人は下らない人数が集まっていた。現在は琴奨菊、琴欧洲の看板大関2人がいたから、強気の金額でも客は減らなかった。その2人が陥落すればこれまでのようにはいかないだろうね」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…