賞金女王争い 「横峯vs森田」280万円差の“人間模様”

公開日: 更新日:

 森田はこの日の前半は38と崩れた。パー5の9番では1打目をバンカーに入れ、リカバリーもミスって5オン2パットのダボ。首位から後退してギャラリーからはため息がもれた。が、後半に入って10、11、16番でバーディー、そして、トップと1打差で迎えた17番で15メートルのイーグルパットを見事に決めた。岡本効果だろう。

 最後に田原プロは、「流れからいえば、森田が有利。横峯も大王製紙でタイトルを決めてやろうと思っていたのに、そこで逆転されたのは痛い。最終戦は土、日曜日にかけてグリーンのスピードが速くなる。初日に同じスコアでも、グリーンを“速かった”と感じるより、“ちょっと重かった”と話すプロのほうが週末にパットが入る。そこに注目したい」と観戦ポイントを教えてくれた。

【最終成績】
-15(1)森田理香子
-14(2)藤本 麻子
-12(3)比嘉真美子
  (3)馬場ゆかり
  (3)李 知 姫
  (3)上田 桃子
-11(7)横峯さくら
-10(8)一ノ瀬優希
  (8)イ・ボミ
  (8)不動 裕理

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動