マー君は絶賛も…米メディアが今も首を捻る里田まいの“肩書”

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■「日本のマライア・キャリー」

 NYメディアが遠慮して聞かないからか、田中があえて口にしないせいなのかどうか、女房の里田まい(29)に関しては依然として“誤解”されているようだ。

 ヤンキースは田中の入団直後、まい夫人のことを日本の「人気歌手」と紹介した。ヤンキース発行の今季のメディアガイドにも「日本でよく知られた歌手であり、ポップスター(人気者)」と記されている。そんな事情もあって、米メディアは日本の報道陣に「女房はどんな歌を歌っていたのか?」と質問したり、日本での活動ぶりを聞いたりしてくる。まい夫人を日本のマライア・キャリーだと本気で思い込んでいる記者も中にはいる。

 米国には「おバカタレント」なんてカテゴリー自体が存在しない。コメディアンでもないし、女優というわけでもない。歌手として有名なわけでもないと、なんとか理解してもらおうと説明するものの、米メディアがイメージするのはどうやら難しい様子。「じゃあ、まい夫人の肩書は何なんだ!」といきりたつのもいる。

 結局、女性グループに所属して歌を歌っていたことから「人気のある歌手」で落ち着いてしまったのが現状だ。それでも、食事面や環境面で田中を献身的にサポートする「妻」として一定の評価はあるという。

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