米メディアいらいら…マー君が食らったパパラッチの“洗礼”
ヤンキースの田中将大(25)が、早くもパパラッチの洗礼を受けた。
現地時間14日(日本時間15日)、キャンプ地のフロリダ州タンパで、報道陣に現時点で印象に残ったことを聞かれてこう答えた。
「マンハッタンでいろいろとパパラッチに何回も追い掛けられたりとか。タンパでも車を追い掛けられたり。大変ですね」
なにしろ、まだ米国で1球も投げていないのに160億円で契約、3000万円で飛行機をチャーターしたヤンキースの大物ルーキー。「女房もポップスター」と、ニューヨークメディアは田中のグラウンド内外の言動に注目している。米国のファンもそれだけ興味津々なのだ。
にもかかわらず、田中は11日(日本時間12日)の入団会見以降、この日までメディアに一切、肉声を発しなかった。
ヤンキースの選手は注目度が高いこともあって、メディアやファンへの対応が半ば義務付けられている。今シーズン限りで引退を表明しているジーターや、薬物問題で今季の出場停止処分を食らっているA・ロッドですら、メディアにはそれなりに対応する。ファンのサインのリクエストにも極力応じている。