スタミナ強化の肉食から一転…ダルが菜食で狙う“体質改善”

公開日: 更新日:

 今季の開幕投手が決定しているレンジャーズ・ダルビッシュ有(27)が10日(日本時間11日)のレッズ戦に登板。昨季はチーム総得点698(リーグ3位)のレッズ打線相手に5回を5安打2失点、1三振だった。

 三回までは直球主体の投球で早いカウントから打たせて1人の走者も許さなかったが、四回以降は甘く入った変化球を捉えられて連打を許した。

 昨季は最多奪三振(277個)のタイトルを獲得、サイ・ヤング賞投票では2位に入った。リーグ一、二を争う投手なのは証明されただけに、課題は体調面になる。

■昨シーズンの故障が教訓

 シーズン中盤に右僧帽筋を痛めて2年目にして初めて故障者リスト(DL)入り。監督推薦で選出されたオールスター出場を見送った。8月中旬からは腰の神経障害を発症し、9月は6試合に先発して1勝3敗(防御率3.34)と失速。今季は先発のハリソン、ホランドの両左腕が故障で開幕絶望とあって、ワシントン監督からは早々と開幕投手に指名された。メジャー3年目は名実ともにエースだけに、これまで以上に健康管理に気を配っている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動