2軍戦視察…ゴジラ松井は教え子たちの「その後」が心配
春のキャンプで巨人の臨時コーチを務めた松井秀喜が1日、川崎市にあるジャイアンツ球場を訪れ、ファームの巨人対日本ハム戦を視察した。
「(来たのは)2002年以来かな。この辺りはだいぶ環境が変わったし、すごく奇麗になったよね」
周囲を見渡しながらこう言った松井は、試合中に訪れ、バックネット裏から観戦。試合が終わる前に球場を引き揚げたため、選手と直接、話をする機会はなかったものの、宮崎で教えた6年目の大田泰示(23)や7年目の中井大介(24)らの「その後」が気になったのだろう。
「キャンプで見た選手もいたしね。キャンプからの変化? 1試合だけじゃ分からないけど、元気でやってるなと。一打席一打席を大切に日々、頑張って欲しいです」と話して球場を後にした。
例えば大田は3月31日現在、19打数6安打の打率3割1分6厘。ファームとはいえ、コンスタントに安打を放っている。
宮崎で教えた若手たちが少しずつでも成長していれば、松井も教えたかいがあったというもの─―。