3階級制覇失敗で肩落とすTBS 井岡の「亀田化」に拍車か
7日の世界戦でIBFフライ級王者アムナトに敗れた井岡一翔(25)。パワー不足のうえに動きも鈍く、判定で負けたのも納得という声が出ている。
井岡は今後も3階級制覇を目指すとはいえ、これに肩を落としているのが、テレビ中継したTBSだろう。
フジテレビはWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥(21)とロンドン五輪金メダルの村田諒太(28)のスポンサー。同バンタム級王者山中慎介(31)は日本テレビがバックにいる。
TBSはこれまで強力に支援してきた亀田一家が事実上の日本ボクシング界追放とあって、ワラにもすがる思いで井岡を応援していたはず。それがプロ15戦目にして初の黒星。日本人最速の3階級制覇に失敗した。あるボクシング関係者が言う。
「今後TBSは、過剰演出やマッチメークなどで、ますます井岡のイメージ回復に力を注ぐのではないか。そもそも、井岡の目指す3階級制覇は、亀田興毅と同じやり方。ファンですら『井岡は本当に強いのか?』と、疑心暗鬼になっている。井岡と井上の両者とスパーリングをしたことがあるボクサーも、『井岡の力は井上には到底及ばない』と話していた。去年、WBAライトフライ級王者だった井岡がスーパー王者のローマン・ゴンザレスとの指名試合を回避したのも、『準備期間が短い』というのが理由だったが、要は勝てないと踏んだから逃げたのです」