プロスカウトの評価ガタ落ち 中大・島袋「ノーコン」の深刻度

公開日: 更新日:

「試合後に島袋投手のインタビューを行いますので、よろしくお願いします」

 この日、神宮での中大─駒大戦の試合開始直前、テレビ局から記者席にこんな連絡があった。沖縄・興南で春夏連続優勝。4年目を迎えてドラフト候補として名前も挙がる。中大にとって今節の駒大戦は今春の最終カード。連勝、連敗ならこれが今季の最終登板にもなる。

 そんなこんなでのインタビューとなったのだろうが、それは試合開始15分で吹っ飛んだ。一回裏、いきなり2安打4四球で、2つの押し出しなど3失点。二回に先頭打者を歩かせたところで降板した。

 島袋は今季初登板の亜大2回戦(4月8日)でも1回3分の1で6四球3失点。無安打ながら自滅している。まったくストライクが入らないのである。

 島袋は過去3年間で36試合216回3分の2を投げて67四死球。それが今季は6試合13回3分の1で17四死球である。被安打(15)を上回るノーコンぶりだ。

野球をやってて初めて

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード