オリオールズ菅野は敵地の食事に要注意…遠征先で毎度の日本食調達は困難、衛生面にも懸念あり
オリオールズ・菅野智之(35)が日本時間18日、本拠地ボルティモアでのガーディアンズ戦に登板。好打者が揃う打線を相手に7回を2本塁打含む5安打2失点3三振。三回、下位の打者に2者連続の一発を許したが、その後は危なげない投球を披露。メジャー最長の7回を無四球で投げ切り、2勝目を挙げた。
菅野はメジャーデビュー戦となった3月31日のブルージェイズ戦(トロント)で両手がけいれんし、4回2失点で降板。14日にテレビ朝日の「報道ステーション」のインタビューで、けいれんについて聞かれ「トロントのクラブハウスのメシが一番ひどかった。何も食べないで試合に行ったんですよ、それでつった」と説明した。
ブ軍の本拠地「ロジャーズセンター」では用意された食事が口に合わなかったそうで、初勝利を挙げた6日の敵地カンザスシティーでのロイヤルズ戦では、母・詠美さんが持参したレトルトのごはんとインスタントの味噌汁を口にしたことが好パフォーマンスにつながったという。
カンザスシティーでは母のサポートがあったものの、遠征先で毎回、日本食が手に入るとは限らない。ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市ならともかく、同じア・リーグ東地区のレイズ(フロリダ州セントピーターズバーグ)などの小都市では日本の食材を調達するのは困難だ。