ザック辞任 後任選びの前に日本サッカー協会がやるべきこと
4年前は岡田監督(当時)の守備的サッカーが批判を集めたが、ベスト16入りでシビアに検証されず、次期監督選びの責任者・原技術委員長(現在は専務理事を兼務)は攻撃サッカーへと転換を図り、ザッケローニ監督を迎え入れた。
それでもW杯で結果を残せなかった。すでに次期代表監督として、日本人と同体格のメキシコ代表を率いたハビエル・アギーレ氏の名前が浮上している。
まずは技術委員会がどのように今大会をきちんと総括し、次に進むべき方向性をどう示していくのか。今後の4年間の道筋を立て、次期代表監督を決める。難しくて困難な作業が待っている。
文・六川亨(元サッカーダイジェスト編集長)
※次回からは具体的な事例を挙げながら、大惨敗したザック・ジャパンを徹底検証していきます。