4.6億円vs6億円 巨人で勃発した超金満ローテ争い
交流戦優勝の巨人が先発ローテーションを再編する。
巨人は25日、東京ドームで練習を行い、冒頭の投内連係などを報道陣に非公開にした。原辰徳監督(55)は「サインプレー? そう。君たちは野球をよく知っているから、(サインを)解読されちゃ困るから。きのうは個、今日はチーム練習ですね」とし、続けて肩痛からの復帰を目指す内海と沢村の一軍合流時期について言及した。
「沢村は6連戦(7月1~6日)、内海は順調なら下(二軍)で放ってから、沖縄(同8、9日)で合流する可能性がある。(故障明けでも)基本的には中5日で回す。(先発)5人に入ってくるか、球宴までに見極めるのが我々の作業だね」
交流戦終盤、巨人の先発陣はリーグトップタイの8勝(3敗)の菅野を中心に、小山、杉内、大竹の4人でローテを回し、今村と笠原が谷間を埋めた。それを球宴までの1カ月間でブッ壊すというのである。
■安泰なのは菅野だけ
交流戦先発の4人のうち2人がローテから脱落するか、肩痛が完治しても内海、沢村が二軍にUターンするかの争い。すでに67試合を消化した中でのキャンプさながらのサバイバルレースは、極めて異例といえる。