原監督が徹底マークする広島ドラ3田中広輔に巨人との“因縁”

公開日: 更新日:

 負ければ首位巨人と5・5ゲーム差に広がる昨3日の巨人戦。3位の広島は2点ビハインドから同点に追いついた直後の2死一、二塁の場面で、ドラフト3位ルーキー田中が巨人2番手の青木から右前適時打を放ち、勝ち越しに成功。この回一挙6点を奪い試合を決め、優勝戦線に踏みとどまった。

 野村監督は「一番大きいのはコウスケ(田中)が変化球をタイムリーしたところ」と、ルーキーを称賛した。

 堅実な守備、俊足、広角打法の三拍子揃った内野手。JR東日本では1年目の都市対抗で遊撃手として準優勝に貢献。新人賞にあたる若獅子賞を獲得して注目された。東海大相模高から東海大。巨人の菅野とは7年間、同じ釜の飯を食った同級生で原監督の後輩でもある。田中の父も同校の野球部出身。原監督と同じ時代に汗を流したバリバリの“タテジマ男”だ。JR東日本関係者が言う。

「原監督の後輩という経歴もあってか、昨秋のドラフトの前に巨人からも声を掛けてもらった。でもJRの堀井監督などと話し合って、巨人には断りを入れました。『若手の育成』や『出場機会』などを考慮して、広島に3位で指名された経緯があります」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード