“不動”の2位走るオリックス ベテラン平野が語る好調の理由
オリックスが8月に入っても好調だ。開幕前の下馬評では多くのOBや評論家がBクラスを予想。シーズン前の補強もソフトバンクをクビになったペーニャと元西武のヘルマンを獲得したぐらい。戦力は5位に沈んだ昨年と大差はない。にもかかわらず、現在3位に10ゲーム差をつけるリーグ2位でCS進出はほぼ「当確」。首位ソフトバンクにも4・5ゲーム差だ。オリックスは何が変わったのか。開幕からチームを牽引するベテラン平野恵一(35)に聞いた。
――落ちるぞ、落ちるぞと言われながらチームは8月に入っても好調ですね。雰囲気はどうですか?
「チーム全体が明るいですし、選手一人一人がみんな同じ方向(勝利)を向いている。去年と比べてもかなりいいです」
――去年と比較しても、戦力はさほど変わっていない。なぜ首位争いが出来るチームになったのでしょうか?
「いろいろな要素があると思います。一番大きいのはチーム内の競争が激しくなったことでしょうね」
――チーム内の競争というと?