巨人の来季補強 “大本命”はオリ金子から中日・山井へ

公開日: 更新日:

 巨人が後半戦初、6カードぶりの勝ち越しを決めた。昨10日の中日戦。坂本、阿部の連打による三回の2点を先発の大竹が七回途中1失点で守り切って8勝目(5敗)を挙げた。前日に2位の阪神に0・5ゲーム差に迫られたが、何とか首位の座をキープした。

 4位中日は自力優勝の可能性が消滅。とはいえ、巨人と中日の差はまだ5・5ゲーム。後半戦だけみれば巨人は6勝10敗1分けでリーグ最下位。この失速がセの大混戦を招いている。

 リーグ最少の389得点の貧打が取り沙汰される中、投手陣だってかなりヤバイ。この日は大竹が好投したものの、8勝中5勝をお得意さまの中日から稼いでいる。防御率は4・21。安定感を欠いているのが現状だ。9勝5敗の菅野は右手中指の故障で登録抹消中。7勝4敗の杉内も前カードでKOされた。

 左腕エースの内海はまだ2勝(7敗)。二軍調整中の沢村を含めた若手投手陣も伸び悩んでいる。佳境を迎えるペナントレースも決して盤石とはいえないチーム状況の中、フロントは水面下で来季へ向けて動き出しているようだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動