なぜか巨人戦で投打爆発 「最強の最下位」ヤクルトの破壊力

公開日: 更新日:

 試合中のダッグアウトでは泰然自若としているように見える巨人の原監督だが、実は、帽子を叩きつけたり、ベンチを蹴飛ばしたり、コーチを怒鳴りつけたりと、楽天の星野監督ばりに怒りを爆発させることが珍しくない。

 そんな指揮官が今季、中でも荒れるのがきょうから3連戦のヤクルトとの試合だそうである。

 今季の対戦成績は巨人の7勝6敗。ヤクルトは5位のDeNAにも5.5ゲーム差をつけられぶっちぎりの最下位に沈んでいるが、12球団2位のチーム打率.286をマークする超強力打線が、なぜか巨人戦になるといよいよその破壊力を発揮するものだから、原監督もアタマにくるのだろう。

「投げる球種が分かっているんじゃないか、というくらい、ヤクルトの打者は初球からフルスイングしてくる。いきおい、首脳陣の怒りの矛先がバッテリーやスコアラーに向けられるわけです」

 と、巨人チーム関係者が言うように、ヤクルト打線の巨人戦打率はなんと.320。主砲バレンティンが.372、5本塁打と打ちまくれば、雄平は.419、畠山.371、山田.311と主力打者が軒並み巨人投手陣をえじきにしている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動