マエケン今季初完封 メジャー挑戦条件はタイトルより優勝

公開日: 更新日:

 広島の首脳陣は後半戦の巻き返しとして、エースの前田を上位2チームと当たるように先発ローテを再編。ところが、阪神巨人、それぞれ2試合、計4試合で勝ち星なしの2敗。前回15日は巨人相手に、その前の8日は阪神戦で炎上しているのだから、エースの面目丸つぶれだ。

 昨季の田中は、どこが相手だろうと投げる試合では一度も負けず、無傷の24連勝を達成した。それに比べると、前田の数字は貧弱というか、頼りない。少なくとも、弱いものイジメで積み重ねた数字でタイトルを獲得しても、「さすが日本のエース、次は米国で活躍してくれ」なんてムードにはならないだろう。
 ファンを納得させた上でメジャーに行きたければ、広島を91年以来となる23年ぶりの優勝に導く活躍が必要不可欠だ。

「せっかく巨人と阪神に投げているのに、結果が出ずに悔しかった。残り試合少ないので、投げる試合全部勝たないといけない」と話した前田。どうせなら、「日本にはもう相手がいないから米国に行きます」くらい言ってみせてほしいものだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「ダウンタウンDX」終了で消えゆく松本軍団…FUJIWARA藤本敏史は炎上中で"ガヤ芸人"の今後は

  2. 2

    大阪万博「遠足」堺市の小・中学校8割が辞退の衝撃…無料招待でも安全への懸念広がる

  3. 3

    のんが“改名騒動”以来11年ぶり民放ドラマ出演の背景…因縁の前事務所俳優とは共演NG懸念も

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    【萩原健一】ショーケンが見つめたライバル=沢田研二の「すごみ」

  1. 6

    中居正広氏の「性暴力」背景に旧ジャニーズとフジのズブズブ関係…“中絶スキャンダル封殺”で生まれた大いなる傲慢心

  2. 7

    木村拓哉の"身長サバ読み疑惑"が今春再燃した背景 すべての発端は故・メリー喜多川副社長の思いつき

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    【独自】「もし断っていなければ献上されていた」発言で注目のアイドリング!!!元メンバーが語る 被害後すぐ警察に行ける人は少数である理由

  5. 10

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード