G戦今季初勝利も…マエケンと広島野手陣に“微妙な距離”
■来季メジャー移籍の“既定路線”にも変化
メジャー挑戦が既定路線のようにいわれる中、前出の関係者が続ける。
「順調なら2年後に取得する国内FA権を待って巨人入りの可能性も残されていると思う。憧れでいえば、メジャーと巨人、同じくらいではないか。本人にそこまでのメジャー志向があるようには見えない。だから、来季は残留の可能性もあると見ています」
広島はそんなエースの快投で首位巨人との直接対決に先勝。ゲーム差を4に縮め、首の皮を一枚つなげた。
先制本塁打のロサリオとのお立ち台で「ロサリオが(飛球を)捕ってくれなかったんで……。でも本塁打を打ってくれたから大丈夫」と言って笑ったエース。そして、「腕がちぎれてもいいくらい必死に投げていく」と宣言し、マツダスタジアムのファンを喜ばせた。前田が本気になれば、味方の援護点は増えていくかもしれない。