バド“疑惑の風”だけじゃない 韓国仁川は「最悪のアジア大会」

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 ある日本人記者はチェックインする際、フロントの係員から「宿泊者が部屋を壊したり、傷付けた場合は弁償してもらうから、後で状況が確認できるようにするため、その箇所を写真に撮っておくように」とクギを刺されたという。

 疑惑の風はともかく、運営の不手際が目立つのは開催費用を渋ったのが原因とみられる。今大会は仁川市の財政が悪化しているため、競技場の建設費用も含めて開催費は約2300億円。単純に比較できないものの、1兆5000億円だった前回の中国・広州大会と比べて約6分の1だ。

「こんなことで18年平昌冬季五輪は無事に開催できるのか」とは現地で取材するスポーツライターのボヤキだ。

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