菅野に投手タイトルを…巨人・原監督が画策する“奥の手”

公開日: 更新日:

■坂本と長野で最多安打を分け合ったことも

 これまでも原監督は、選手のタイトル取りをバックアップしてきた。2年前の最終戦では、最多安打のタイトルがかかっていた坂本を1番で起用。期待に応え、3安打を放ってトップだった長野に並ぶと、その長野に打順が回ってきたところで代打を送り、タイトルを分け合わせた。

 高校の後輩にあたる大田を4番に座らせていることにチーム内外から批判がないわけではない。“身内”のことになると、原監督は頑固になる。「これからまだひと山、ふた山ある」と言うように、大事なCS、日本シリーズが控える中、余計なことをやって「80年の巨人の歴史の中でも一番」と胸を張る団結力に綻びが出なければいいのだが……。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…