青木が対戦 オリオールズの監督はメジャー一番の「嫌われ者」

公開日: 更新日:

■A.ロッドとも険悪な仲に

 そういったスタンスが若手育成につながる半面、トウのたったベテランにとっては煙たい存在に映ってしまう。ダイヤモンドバックス時代はエースのランディ・ジョンソンと対立、レンジャーズ時代は主砲のA・ロッド(現ヤンキース)と険悪に。A・ロッドの携帯電話にメッセージを残しても返事がないくらい2人の関係は冷え切っていたという。レンジャーズ時代の05年、「メジャーリーガーが選ぶ最悪の監督」というアンケートでは1位になった。

 今季の開幕時の年俸総額1億508万ドル(約115億円)は30球団中14位。年俸が上位40位に入るようなズバぬけた高給取りはいないものの、チームが結果を出すにつれて、選手個々の年俸もプライドも徐々に高くなっていく。いまの主力が中堅やベテランになったときに果たして、箸の上げ下げまで注文をつけるような口うるさい指揮官をうっとうしく思うようにならないか。

 ショウォルター監督は今季から18年まで新たに5年契約を結んだとはいえ、頂点を極めた今後も強さを維持できるとは限らない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動