ロイヤルズがエンゼルスを3タテ 青木は猛打賞で本領発揮

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 ロイヤルズの快進撃がとどまるところを知らない。5日の地区シリーズ第3戦に快勝し、エンゼルス相手に3連勝でリーグチャンピオンシップに勝ち上がった。ロイヤルズがリーグ優勝を争うステージに駒を進めるのは、世界一になった85年以来、29年ぶり7回目のことだ。

 本拠地カウフマン・スタジアムのファンを沸かせたひとりが青木宣親外野手(32)だった。「2番・右翼」でスタメン出場。1点を追う一回の第1打席で相手の先発左腕ウィルソンの内角速球を捉えて逆転の口火を切る左前打を放った。2死満塁から6番ゴードンの中越え二塁打で試合をひっくり返した。先頭で打席に立った三回にはストレートの四球を選んで出塁。4番ホズマーの本塁打で4点目のホームを踏んだ。

 この日の青木は持ち味を存分に発揮した。第3打席では内寄りの変化球に体勢を泳がされながらも一、二塁間に強い当たりを放ち、俊足を飛ばして内野安打。六回1死一、二塁の得点機には152キロの直球を捉えて中前への適時打を放った。この回に代走を送られてベンチに退いたが、3打数3安打、1打点、2得点。猛打賞でエンゼルスの息の根を止める活躍を見せた。

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