人材豊富なのに入閣なし 阪神若手OB“総スカン”の理由

公開日: 更新日:

 広島が最後にコケて阪神は2位が確定したものの、CSの結果も無視できないことから監督人事はまだまだ不透明だ。すでに「ポスト和田」の有力候補として岡田彰布元監督(56)の名前が取り沙汰されており、7日の一部スポーツ紙では、球団は来季の一軍打撃コーチとして金本知憲(46)に入閣要請すると報じられた。

 だがしかし、ファンにとって解せないのは、03、05年に優勝した時の主力メンバーがひとりとして今のチームに入閣していないことだろう。09年引退の赤星(38)、矢野(45=10年引退)、金本(12年)、今岡(40=12年)、下柳(46=12年)、桧山(45=13年)など、優勝に貢献した連中はいずれも解説者として活動中だ。

 実は赤星と矢野には11年オフにコーチの打診があったという。

「赤星は脊髄損傷が完治していないので『迷惑がかかる』という理由で断った。矢野も、『引退して間もないのでもう少しネット裏で勉強したい』などと言ってコーチにならなかったそうだが、本当は今のフロントにいい印象を持っていないともっぱらなんだよ」と、あるOBは顔を曇らせる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…