猛批判に社長は…阪神が毎度「株主総会」に振り回されるワケ

公開日: 更新日:

「人気球団の宿命ですね」
 元オリックス球団代表の井箟重慶氏(関西国際大名誉教授)はこう言った。

 13日、阪神の親会社・阪急阪神HDの株主総会が行われ、株主から痛烈な球団批判が飛び出した。
「采配がわけがわかりませんのや。まあ続投はないと思います。このままいったらクビやと思いますが、やるなら本気でやれと(和田監督に)言っておいて下さい」

 1人の中年男性が公然と和田監督への不満を吐露。会場は笑いと拍手に包まれる異様な雰囲気に。またこの株主は「外国から帰ってきて、全然活躍せえへん人がいる。株主総会に合わせたかのように二軍に落とした」と、開幕から不振に陥る福留をわざわざこの総会直前の10日に二軍落ちさせた意図を見透かしているようだった。

 これに回答した南球団社長の口から出た驚きの言葉に、会場はさらにヒートアップする。「どうしても負けが込むと監督の采配だったり、ベンチワークばかりがクローズアップされる」としながらも、「実際、ベンチで負けた試合もあろうかと思いますが、選手起用、采配は監督の専権事項。信頼して任せたい」と、和田監督の采配下手を認めるような発言をしたのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  5. 5

    中森明菜が小室哲哉、ASKAと急接近! “名曲製造機”との邂逅で「第2の黄金期」到来に期待

  1. 6

    「色気やばい」山﨑賢人のタバコ姿が大反響 韓国で路上喫煙の宮根誠司との反応に“雲泥の差”

  2. 7

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  3. 8

    中野サンプラザ、TOC、北とぴあ…都内で建て替え計画が相次ぎ頓挫する理由

  4. 9

    岩井明愛・千怜姉妹が大ピンチ!米ツアーいまだポイントゼロで「リシャッフル」まで残り5試合

  5. 10

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”