大一番託されたジ軍エース左腕バムガーナーの気になる稼ぎ
12年以来、2年ぶりのワールドシリーズ進出を決めたサンフランシスコ・ジャイアンツ。第5戦のマウンドに上がったのは、エース左腕のマディソン・バムガーナー(25)だった。
今季33試合に登板し、18勝10敗、防御率2.98。4年連続200投球回、2ケタ勝利を達成した。ここ数年は不振が続くサイ・ヤング賞右腕リンスカムに代わってジャイアンツ投手陣の屋台骨を支えている。
今季の年俸は375万ドル(約3億9800万円)と、働きの割に格安だが、今オフに表彰されれば来季以降は大幅にアップする。来季の基本給は675万ドル(約7億1700万円)。バムガーナーの契約には出来高が付いており、サイ・ヤング賞受賞か同賞の投票で3位以内に入れば、翌年の年俸はそれぞれ1600万ドル(約17億円)、1400万ドル(約14億8000万円)となる。
今季は投手部門の主要成績で軒並み上位に名を連ねており、サイ・ヤング賞の有力候補のひとり。来季は、名実ともにメジャーを代表する投手のひとりに加わるのは間違いないだろう。