巨人に連夜の快勝も 阪神コーチ陣は来季テコ入れに戦々恐々
「監督は続投するからいいけど、コーチは必死だよ……」
阪神のチーム関係者がこうつぶやいた。
阪神は和田監督の1年契約での続投が決定したが、コーチ陣は話は別だ。V逸したことに加え、来季は優勝が至上命令。親会社は続投の条件にコーチのテコ入れを指示したといわれ、黒田ヘッドコーチをはじめ、投手、打撃の各コーチ、そして平田二軍監督ら二軍首脳陣までその対象になっているという。
一部スポーツ紙ではOBの佐々木誠氏(現NTT西日本監督)の招聘が報じられた。他球団の編成担当によると、「平田二軍監督はU21の代表監督に専念するらしい」とか、「ソフトバンクは工藤監督就任が決まり、前楽天コーチだった佐藤義則、鈴木康友氏の招聘プランがなくなった。もしや阪神に流れるんじゃないか」との話もチラホラ聞かれる。現コーチ陣は戦々恐々の心持ちでいるのだ。
■残留か否かはCS次第
が、ここにきてコーチ陣には“朗報”ともいえる話が飛び込んできた。