巨人の「キューバ補強」にひずみ生んだ原監督の“鶴の一声”

公開日: 更新日:

「キューバ補強です。野球連盟に欲しい選手のリストを出した上で、金銭面などの条件や起用法などが細かく吟味されて割り振られるというシステム。仮にグリエルやデスパイネなどの大物が巨人派遣OKとなれば、支配下70人がパンパンなんてことになりかねない。だから本来は支配下で獲得したかった29歳の堂上が育成になってしまったんです」(前出の関係者)

 現在、巨人の支配下選手は外国人選手を除き61人。契約が残るマシソン、残留が濃厚のアンダーソン、仮に今季在籍したセペダ、メンドーサのキューバコンビと契約を延長すれば65人になる。ここに大筋合意に達したレンジャーズのミコラス、ポレダの2投手が加わって67人。通常はシーズン途中の緊急補強に備え、数枠を空けてシーズンに臨む。今季は最終的に支配下66人で戦っているだけに、すでに1人オーバーの状況なのだ。

 FAの人的補償で選手を取られればマイナス1人だが、キューバのために枠に余裕を持たせておきたかった球団としては、指揮官主導の“小粒補強”が重なったことは、想定外の事態といえる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議