オリ金子で場外乱闘勃発 ソフトB企む“荒業”に巨人が嫌悪感
提示された本人も、思わず「マジ!?」と声を上げるのではないか。
国内FA権を行使したオリックスのエース金子千尋(31)の獲得に乗り出すソフトバンクが、驚きの条件を用意していることが分かった。
複数の球団関係者の話を総合すると、その額は年俸7億円の4年契約。これに、出来高が加えられ、総額では30億円を軽く超えるというのだから破格も破格である。
「金子の今季年俸は2億円。国内FA選手の年俸は、移籍1年目は据え置きというルールがあるものの、2年目以降は制限がない。トータルで28億円は保証するという条件になるはずです」(チーム関係者)
過去の日本人最高年俸は、横浜時代の大魔神・佐々木主浩の6億5000万円と言われる。巨人時代の松井秀喜でも6億1000万円が最高だった。金子に提示される年俸は、2人のさらに上を行くものだ。
ソフトバンクは、金子がFA宣言するや、三笠球団統括本部長がすぐさま、「12球団一の投手がFA市場に出た。指をくわえて見ていることはありません」と明言。その前には後藤球団社長兼オーナー代行が、「選手の獲得予算は青天井」と言っていた。もちろん、個人資産1兆7000億円のソフトバンク総帥・孫正義オーナーのゴーサインも出ており、場合によってはさらなる上積みも検討しているという。