オリ金子で場外乱闘勃発 ソフトB企む“荒業”に巨人が嫌悪感

公開日: 更新日:

 提示された本人も、思わず「マジ!?」と声を上げるのではないか。

 国内FA権を行使したオリックスのエース金子千尋(31)の獲得に乗り出すソフトバンクが、驚きの条件を用意していることが分かった。

 複数の球団関係者の話を総合すると、その額は年俸7億円の4年契約。これに、出来高が加えられ、総額では30億円を軽く超えるというのだから破格も破格である。

「金子の今季年俸は2億円。国内FA選手の年俸は、移籍1年目は据え置きというルールがあるものの、2年目以降は制限がない。トータルで28億円は保証するという条件になるはずです」(チーム関係者)

 過去の日本人最高年俸は、横浜時代の大魔神・佐々木主浩の6億5000万円と言われる。巨人時代の松井秀喜でも6億1000万円が最高だった。金子に提示される年俸は、2人のさらに上を行くものだ。

 ソフトバンクは、金子がFA宣言するや、三笠球団統括本部長がすぐさま、「12球団一の投手がFA市場に出た。指をくわえて見ていることはありません」と明言。その前には後藤球団社長兼オーナー代行が、「選手の獲得予算は青天井」と言っていた。もちろん、個人資産1兆7000億円のソフトバンク総帥・孫正義オーナーのゴーサインも出ており、場合によってはさらなる上積みも検討しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…