<第4回>夏場にニット帽の力士は風俗通い

公開日: 更新日:

 一方で風俗に行くカネにキュウキュウとしているのが幕下以下の力士たち。2カ月に1度の本場所手当といっても、幕下で15万円。相撲部屋に住み込みで衣食住にカネはかからないといえど、まったく使わない、というわけにはいかない。趣味や生活用品購入などの雑費、さらに貯金もしなきゃいけない。

 元力士は「風俗に行く時は小遣いに頼る者が多い」と言う。

「自分が付け人としてついている幕内力士がくれるものです。金額の多寡や頻度はそれこそ人それぞれ。中には本場所の懸賞金を『おまえたちで分けてくれ』とまるまるくれる力士もいる。地方場所の前や巡業中に行う老人ホームや病院などの慰問も、いい臨時収入になります。謝礼として1人当たり数万円包んでくれる上、相撲ファンのお年寄りが小遣いをくれることもある。そのカネで風俗に行くんです」(つづく)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出