ピクシーの「傷」とレオ様の「器」 アギーレ後任筆頭候補を検証
まさに「百花繚乱」と言うにふさわしい。
八百長疑惑のアギーレ日本代表監督(56)の解任を受けスポーツマスコミの次期監督報道は過熱する一方。21人もの外国人指導者の顔写真を1面に並べて「後任は大物外国人」と見出しを掲げたスポーツ紙もあったが、各メディアが入り乱れて次期監督探しに躍起になっている。
これまで報じられた中で、日本のサッカーファンに馴染みの深い指導者がいる。名古屋監督として10年Jリーグを制したストイコビッチ(49)と94~96年に鹿島でプレーした元ブラジル代表DFレオナルド(45)だ。
しかも、この2人は「日本は大好き。要請があったら受ける」(ストイコビッチ)、「話が来たら喜んで受けたい」(レオナルド)とポスト・アギーレに色気タップリ。しかし、2人とも「日本サッカー協会内では不適格者の烙印を押されている」とマスコミ関係者が続ける。
「ストイコビッチは、出身クラブのレッドスター会長時代に選手の移籍金の一部を懐に入れたという疑惑を持たれて、『セルビアに入国した時点で逮捕されるので帰国できない』と話す関係者もいます。本人は否定していますが、アギーレの後だけに慎重にならざるを得ません。セルビア・サッカー協会の会長時代にはマフィアとの間にトラブルが起こり、自宅に手りゅう弾を投げ込まれたこともあります。金銭疑惑にテロ騒ぎ。今のご時世では一番選んではいけないのが、ストイコビッチなのです」