「僕も傷負った」 ヤクルト大引が語る“ブチ切れ”移籍の真相
――チームリーダーとしての役割も求められていると思いますが、どうやってチームをまとめていきますか。
「個々の選手が、当たり前のことを当たり前にきちんとこなせばいいと思います。ファイターズで勉強させてもらったのは単純ですけど、常に全力疾走を心掛けるなど、最後まで諦めず戦うのが大事ということ。たくさんのお客さんも見てるわけですし、僕ら中堅、ベテランがそれをやることで、若手も気を抜けなくなるはずです」
――そうすれば結果もついてくると。
「選手個々が俺たちもやらないとという気持ちがさらに強くなれば、ヤクルトもファイターズのように、毎年のように優勝争いができるチームになっていくのではないでしょうか。真中監督が『自主性』をテーマに掲げているように、練習ひとつとっても与えられるものをこなすだけでなく、自分から目的意識を持ってやることが大事。もっと自分から困難に立ち向かっていくことも必要だと感じています。まずは僕自身がしっかりと、諦めない姿を見せたい。そして真中監督を胴上げしたいです」