席あまり、TVも見放す 寄せ集め「侍ジャパン」のドッチラケ

公開日: 更新日:

 あるテレビ関係者が言う。
「今回は侍ジャパンの常設化に伴う弊害です。そもそも3月は日本だけでなく、メジャーも開幕直前ですし、もうひとつの野球大国であるキューバもシーズン真っただ中。日本と対戦できる相手は、セミプロの寄せ集めである欧州代表ぐらいしかいないのです。にもかかわらず、テレビ局はWBC本番の際の放映権のために、こうした魅力のない試合の放送もセットとして売りつけられている。今回、放映権を買ったTBSが1試合しか地上波で生中継しないのは、『このレベルの試合では地上波のゴールデン枠を2日連続で与えられない』という意思表示なんです。今回の2戦を最後に3月の日本代表戦はなくなる可能性が高い」

 野球ファンだけじゃなく、大スポンサーのテレビ局にも見放されつつあるのが「3月の侍ジャパン」。高いカネ払ってこんな試合を見せられるファンはたまったもんじゃない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出