日ハム2年目・岡大海を「右の糸井」に変えた“ケガの功名”

公開日: 更新日:

 栗山監督が親しい関係者に「あれは右の糸井になる」と漏らしているという。2年目の外野手・岡大海(23)のことだ。

 明大時代は投手兼野手の二刀流。入団1年目の昨季から、俊足と投手あがりの強肩はずばぬけていた。しかし、身体能力の怪物である「糸井」とまでは言われなかった。たった1年で何があったのか。

 きっかけは昨季5月の二軍戦。ベースを踏んだ時に左足を痛め、「左足裏靱帯断裂」および「左足リスフラン関節脱臼骨折」と診断され、その後のシーズンを棒に振った。岡が言う。

「足のケガだから練習が何もできなかったのがつらかったですね。でも、幸いにも上半身は何ともなかったので、ひたすら筋トレですよ」

 松葉づえなしで歩けるようになったのは8月。それまでの3カ月間、ひたすら筋トレに励んだ。

「何種類かの筋トレを週に2日ずつ、ローテーションでやりました。今日は押す系のベンチプレス、次の日は引く系のラットプル、という感じです」(岡)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動