大谷、近藤、石川…補強頼みの巨人が羨む日ハムの若手躍進

公開日: 更新日:

「投げて打って……ウチに大谷クンのような若くてイキのいい選手がいたらなぁ」

 巨人関係者がこう言っているという。「大谷クン」とは、二刀流で注目される日本ハム大谷翔平(20)のことだ。大谷ほどではないにせよ、日本ハムには「若くてイキのいい選手」が何人もいる。

 3日、札幌ドームでオープン戦を行った日本ハムと巨人。

 大谷は立ち上がりの初回に2四球と暴投、3安打で4点を失い、その後も制球はバラバラ。4回を投げて4安打6四球4失点と散々だったものの、他の若手は見せ場をつくった。

 4年目の近藤(21)は四回に巨人先発の大竹から右翼スタンドにソロ。捕手としても制球に苦しむ大谷をリードし、二回以降は失点を許さなかった。七回からマスクをかぶった2年目の石川亮(19)は中村、矢貫とバッテリーを組み、3イニングをすべて3者凡退に。2年目の岡(23)は四球で出塁した二回に盗塁を成功させると、四回には右中間を破る二塁打。開幕スタメンに名を連ねるであろう若手が気を吐いた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動