機動力生かし首位キープのDeNA “グリエル切り”でチーム好転

公開日: 更新日:

「グリエルが来日しない、来日が遅れるという万が一も考えて、エンドランをはじめ、次の塁を積極的に狙うという考え方は、キャンプから準備をしてきた」

 この日の荒波のようにミスもあるとはいえ、中畑監督が就任当初から目指した機動力を生かしたスキのない野球が、就任4年目を迎えて形となりつつあるといえる。

「グリエルが来ていたら、むしろ積極走塁を前面に押し出せなかったし、打率.366、2本塁打、12打点と大爆発しているバルディリスもスタメンの機会が減っていた」とは、横浜OB。

 ワガママ助っ人をクビにしたことですべてが好転。球団は宙に浮いた5億円のグリエル資金の一部から、グリエルに臨時ボーナスをやってもいいくらいだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動