タイ人富豪の手に渡ったミラン 本田のこれからはどうなる?
日本代表MF本田圭佑(28)が所属するセリエA・ミランが、タイ人の富豪の手に渡った。現地20日、イタリアの地元メディアが「ミランは株式の60%をタイ人の実業家ビー・タエチャウボル氏に売却する」と一斉に報じたのである。
「ビー氏と香港の実業家がミランの買収に乗り出し、買収の提示額が多かったビー氏が、640億円をミランの持ち株会社のフィニンベストに支払う」(マスコミ関係者)
現在リーグ9位に低迷するミランは、リーグ3位以内の欧州CL出場権どころか、4、5位の欧州EL出場も絶望視されている。不振から脱せないミランが、元イタリア首相のベルルスコーニ・ミラン名誉会長の元から離れ、ついに外国資本の手に委ねられることになった。
ここで気になるのは「本田の立ち位置はどうなるのか?」である。
「タイ人実業家にとって“アジア人のレギュラー格がいる”のは、ミランのユニホームやグッズを売りさばくのに好都合だし、日本企業とのスポンサー契約も非常に魅力的。本田には追い風になる」(サッカージャーナリスト)
今季限りで戦力外の噂も流れていた本田。まずはホッとひと息か――。