全米OP18位の松山 ダブルボギーが優勝スピースとの“決定差”
■バーディーは多くても…
3年連続出場の松山英樹(23)。初出場は10位、昨年は35位。そして今大会はメジャー5勝目を狙うR・マキロイ、今季マスターズチャンプでメジャー連勝に挑むスピースとともに優勝候補に挙げられた。しかし、通算3オーバー19位タイ発進の最終日もスコアを伸ばせなかった。
1番パー4で残り89ヤードの2打目をピンそば1メートルに寄せて、バーディー発進。ところが2番パー4は3メートルのバーディーチャンスを逃すと、3番パー3は3パットボギー。4番パー4で3メートルのバーディーを決めてすぐに取り返したが、5番パー4はボギー、6番パー4は4パットダブルボギーとグリーン上で苦戦して、出入りの激しい内容。前半は8番バーディーも、スコアを1つ落としてターンした。
メジャーの戦い方はボギーをたたかずに、数少ないバーディーチャンスを必ず決めるのがセオリーといわれる。
ところが松山は毎日ダブルボギーを叩いてブレーキになっている。ちなみに勝ったスピースは、4日間でダブルボギーは2つ。松山はダブルボギーが多すぎるのだ。