17失点で大敗…中畑監督の続投意欲削ぐDeNA選手の体たらく
「最後はネジが切れた。ファンにすまない姿を見せてしまった」
DeNAの中畑監督は惨敗にこう言って頭を下げた。
21日のヤクルト戦は先発の三浦が5回6失点でKOされると、九回の1イニングだけで11安打11失点。投手5人が計22安打17失点と大炎上すると、守備では初回に遊撃の白崎が畠山のゴロを野選するなど、まるで草野球並みだった。前日は後半戦の開幕投手だった久保が二回までに7失点とボロボロで、2試合で計25失点。前半戦首位のチームとは思えない体たらくだ。
そのDeNAは球宴期間中、中畑監督に来季続投を要請した。後半戦開始前の早期決定に池田球団社長は「異例とは思っていない。チーム力が増している。順位に関係なくお願いしたいと思っている」と話した。
ただ、今後の結果次第で続投がなくなる可能性もゼロではない。中畑監督は受諾に前向きな一方、成績次第で「責任を取る」と言っているからだ。
DeNAは若い選手が多く、上位を争った経験がない。勢いがつけば連勝する力があるものの、6月に12連敗したように大型連敗もある。