混セで首位 ヤクルト真中監督が語る「後半戦絶好調の理由」
貯金3で首位のヤクルトは26日に中日を3タテして7連勝。最下位の中日まで7ゲーム差と大混戦は続くものの、7月はリーグトップの11勝6敗と好調だ。なかでも、3番の山田哲人は後半戦に入り、打率.592の猛打でチームを牽引。一方、優勝を争う巨人は開幕前の下馬評と違い、借金1の3位と足踏み。打線強化のために今季2人目の途中入団となる新外国人野手のカステヤーノス(メッツ3A=マイナー通算109本塁打)を獲得するなど、資金力にモノをいわせて巻き返しに躍起になっている。
真中満監督(44)に大混戦の現状や山田の好調の理由、優勝を争うライバル巨人のことについて、神宮で直撃した。
■山田は「ここで打たなきゃ」とか感じないで
――首位をキープするヤクルトですが、セの大混戦を抜け出す決め手は何だと思いますか?
「先発投手がいかに安定した投球ができるかだと思っています。ウチは後ろ(ロマン、オンドルセク、バーネット)が頑張っている。先発がより長いイニングを投げて、リリーフ投手の球数を少しでも減らしていければ」