またもや“一発病”に泣き…ヤンキース田中が5敗目
田中将大(26)が9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦に先発、6回3安打2失点で5敗目(8勝)を喫した。ヤンキースはこれで、地区2位のライバルに同一カード3連敗。その差を1.5ゲームに縮められ、いよいよピンチだ。
またしても一発病に泣いた。
試合前まで7連勝中のブルージェイズは、アストロズに次いでメジャー2位の151本塁打。その強力打線に初回、いきなり一発を浴びた。2番ドナルドソンに対する初球、真ん中に入った151キロのツーシームを、右中間フェンスの向こう側に放り込まれた。捕手のマッキャンはミットを外角低めに構えていたものの、田中の投げたボールはコースも高さも甘かった。
制球ミスで先制を許すと、田中は四回にも本塁打を打たれた。1死から3番バティスタへのツーシームがまたしてもど真ん中に。これを左翼スタンドに運ばれた。今度は内角低めを狙ったボールが真ん中に入った。
田中は六回まで許した安打が本塁打も含めて3本。そこそこ安定した投球をしても、メジャーの長距離打者は少しでも甘いボールは見逃さないということだ。