秋場所休場もぬかりなし…横綱・白鵬は“引退後”に準備着々
「くだんの顧問に急接近しているそうですよ」
角界関係者がこう話すのが、横綱白鵬(30)の動向だ。
顧問とは、昨年話題となった裏金動画で札束を受け取った人物。北の湖理事長の腹心を務め、相撲協会内では絶大な影響力を持っている。
白鵬がそんないわく付きの人物と関わろうとする理由は、引退後に親方になるためだ。現行のルールでは親方になれるのは日本国籍を有する者のみ。しかし、白鵬は国籍取得に難色を示している。
冒頭の関係者は「そこで顧問の存在が重要になる」と、こう続ける。
「北の湖理事長はこの顧問の言いなり。顧問さえ味方に付ければ、規定変更も不可能じゃない、と考えている。しかも、この顧問は体調に不安を抱える北の湖理事長の次のターゲットとして、『協会の切り札』といわれる貴乃花親方もすでに取り込んでいる。貴乃花親方は北の湖派。『オヤジが世話になっていますから』と、顧問にペコペコしている。白鵬は貴乃花親方にもすり寄っています」
9月場所を休場した白鵬だが、水面下では着々と引退後の準備を進めている。