解雇処分を逆恨みして報復も 熊ケ谷親方に相撲協会戦々恐々
この男に世間の常識など通用しない。
1日、日本相撲協会は理事会を行い、熊ケ谷親方(元十両金親)の懲戒解雇処分を決めた。熊ケ谷親方は個人マネジャーを金属バットや金づちで殴るなどの暴行を加えたとして、9月に逮捕。傷害罪で起訴されている。写真週刊誌に掲載された被害男性の姿は凄惨そのもの。下半身は紫色に腫れあがり、ヒザからも大量の出血。傷害どころか「殺人未遂」と言われてもおかしくないものだ。
熊ケ谷親方は06年にも、愛人に語ったとされる白鵬と朝青龍の八百長を週刊誌上で暴露され、訴訟沙汰の事件を起こしている。裁判は協会が勝ち、熊ケ谷親方は降格処分。その時、始末書に「再度問題を起こした場合は解雇を受け入れる」としたためていた。
ところが、当然の解雇処分に熊ケ谷親方は徹底抗戦の構え。協会危機管理委員会の宗像委員長によれば、「処分は時期尚早。クビなら訴訟する」と話していたというのだから、一体何を考えているのか。デタラメだらけの北の湖理事長ですら、「訴訟? それは一般常識として通るのか」と、絶句していたほどだ。