W杯2勝でも拭えないラグビー日本「外国人ばかり」の違和感

公開日: 更新日:

 ラグビーW杯で日本代表(世界ランク12位)は、3日のサモア戦(同11位)に26-5で勝利。翌日のスポーツ紙は「歴史的2勝」「快挙」「8強行く」と、ワールドカップ初の2勝を大きくと報じていたが、この試合も勝利に貢献したのは多くの「外国出身選手」だった。

 今さらではあるが、今回の日本代表メンバー31人中、10人が他国出身の選手だ。主将のリーチ・マイケル(フランカー・ニュージーランド出身)やツイ・ヘンドリック(同)、ホラニ龍コリニアシ(ナンバー8・トンガ)のように、今は日本国籍を取得している者が5人。他に、マレ・サウ(スタンドオフ・ニュージーランド)、カーン・ヘスケス(ウイング・同)、クレイグ・ウィング(センター・オーストラリア)など、日本国籍を有しない者も5人いる。

 ラグビーの各国の代表は、「国籍主義」ではなく、「所属協会主義」になっている。

(1)その国に3年以上継続して住んでいる
(2)出生地が当該国
(3)両親および、祖父母のうち1人が当該国出身

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…