中村剛也 ライオンズ伝統のデブスラッガー
私が子供のころ、プロ野球選手は不思議な存在だった。外見は普通のオッサンみたいに腹が出ているくせにスーパープレーを連発する。そこにあるのは日常的な中年男が非日常的な偉業を成し遂げる意外性。だから、当時の選手はアスリートというより、勝負師や達人というイメージだった。
近年…
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