五輪切符獲得の女子ラグビー リオで「五郎丸」は現れるのか

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 15人制はFW8人がスクラムを組むため体力差が大きく影響するが、7人制はスクラムやラインアウトといったセットプレーにかける人数は少なく、個人技やスピード感のあるプレーが特徴だ。

 男子は93年の第1回大会から6回連続でW杯セブンズに出場。女子も09年から2大会連続で出ており、強豪国との実力差も急速に縮まっている。

「今以上にフィジカルを鍛えることはもちろんだが、早いパスと攻守の切り替えに、山口(真理恵=26)のような50メートル6秒台の俊足で巧みなステップのウイングがいれば、リオでメダル争いができるというのは大げさな話ではない。女子はリオの翌年にアイルランドでW杯(15人制)があり、18年は男女セブンズW杯が米国で開催される。男子ラグビーは先日のW杯3勝でひとつの流れをつくり、人気の出た五郎丸が広告塔になった。女子もリオ五輪でメダルを取れば、国内で約3000人といわれる競技人口やファンも激増する。選手も関係者も、リオから17、18年W杯、そして19年自国W杯と20年東京五輪で結果を出して、国内のメジャー競技として定着させたいのです」(スポーツ紙記者)

 マスコミの露出も多くなってきた山口はリオではじけるか……。

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