桃田・奥原のリオ五輪メダル バド代表コーチが自信語る

公開日: 更新日:

 一躍、来夏リオ五輪のメダル候補に躍り出たのが、バドミントンの男女シングルスの若き王者2人だ。

 14日、年間上位8人で争うスーパーシリーズファイナル(UAE・ドバイ)のシングルスで日本人初の優勝を果たした男子の桃田賢斗(21)、女子の奥原希望(20)の2人が凱旋帰国。「今はリオで結果を残すことしか考えていません。納得のいく結果を残したい」と口を揃えた。

 1カ国3人(シングルス)が出場できる世界選手権とは異なり、今回の「ファイナル」は今季のスーパーシリーズ上位8選手のみがコートに立つことを許される。優勝賞金(1位約950万円)も出るだけに、各選手とも目の色を変えて臨んでくる。世界のトッププレーヤーを相手にしての今回のアベック優勝は十分に価値がある。

 今後は海外勢のマークが厳しくなり、これまで以上に研究されるのは必至。リオでメダルを手にするには、それをはね返さなければいけないが、日本代表の舛田圭太コーチはこう言った。

「桃田、奥原とも相手の裏をかく技術と頭を持ち合わせている。そもそも2人は世界ジュニア(12年)を制し、早くから海外勢に研究されてきた。相手に合わせた戦術パターンを持っています。五輪でも海外勢に対抗できると思う」

 リオでもアベック優勝なるか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…