日本バド史上初 桃田賢斗&奥原希望が単アベック優勝

公開日: 更新日:

 バドミントンのスーパーシリーズ年間上位8人によるファイナル(UAE・ドバイ)は13日、各種目の決勝を行い、シングルス男子が桃田賢斗(21=NTT東日本)、同女子は奥原希望(20=日本ユニシス)がともに初優勝した。

 日本勢が同大会のシングルスを制したのは初めてのこと。昨年、女子ダブルスの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)の優勝に続く快挙だ。

 世界ランキング5位の桃田は同6位のビクター・アクセルセン(デンマーク)を頭脳的なプレーを駆使してストレートで退けた。

 一方、同9位の奥原は同8位でロンドン五輪銀メダリストの王儀涵(中国)相手に終始、劣勢を強いられた。第1ゲームでは7連続ポイントを奪われるなど、苦戦を強いられたが、第2ゲームは粘り強いラリーで振り切った。奥原もストレート勝ちで頂点に立った。

 試合を決めるショットが相手のコートに落ちた瞬間、あおむけになって床に倒れ込んだ奥原は「今までメダルと言っても現実味がなかったけど一歩近づけた」と笑顔を見せた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇