強烈アゲンスト風ではクラブを5センチ以上短く握る
無風の時と、風がビュービュー強く吹く時とでは、どちらの方がゴルフが難しくなるのか?
こう聞かれれば、誰しも「風の日」が難しいと答えるだろう。
フォローの風が吹けば飛距離を稼げる半面、セカンドやアプローチでの距離感を合わせるのが難しい。横風が吹けば、方向性が取りづらくなるからだ。
そして極め付きはアゲンストの風だ。向かい風が吹くと、飛距離がガクンと落ちるだけでなく、ボールの曲がり方も普段より大きくなってしまう。
では、どんなプレーを心がけると、風の影響を最小限に抑えることができるのか?
いくつか方法があるが、手軽で確実な方法がある。それはクラブを2インチ(約5センチ)ぐらい短く持ってプレーすることだ。例えば、ドライバーを打つならスプーン(3番ウッド)と同じ長さに、7番アイアンで打つ時はPWよりも少し短くなるぐらいにクラブを持って打つといい。
極端に短く持つと、弾道がオートマチックに低くなる。練習場で試していただくとわかるが、短く持つとその分だけ、ボールの打ち出しが低くなる。例えば、7番アイアンをPWの長さで持って打ってみてほしい。弾道は明らかに低くなり、5番アイアンくらいの弾道になるはずだ。