強烈アゲンスト風ではクラブを5センチ以上短く握る
弾道の高さというのはロフトの影響が一番大きいが、その次はクラブの長さ。クラブは長さが短くなるほどボールを高く打つのが難しくなり、低く打つのがやさしくなる。
そして弾道が低くなれば風の影響を最小限に抑えられる。言い換えると、長尺ドライバーで低い球を打つのは、プロでも非常に難しいのである。
クラブを5センチも短く持つと、ヘッドが軽く感じる。なので、ラウンド前の練習で慣れておく必要がある。もしも短く持ってヘッドの軽さが気になるのであれば、ヘッドにバランス調整用の鉛を貼ればいい。
5~10グラムぐらい貼れば、5センチ短く持っても、ヘッドの重みを感じ取れるようになってくるはずだ。
風の日には、打ち方を変えるよりも、クラブの持ち方を変えてやる。ぜひ一度、試してみてほしい。