イチロー米3000安打に壁 新監督「個人よりチーム」と断言

公開日: 更新日:

 今季のイチローは昨年から「目標」と公言してきたメジャー通算3000安打まで残り65本と迫っている。フロントには球団史上初の大記録達成をビジネスにつなげたい思惑がある。それゆえにイチローの出場機会が増えるとの見方を、マッティングリー監督はキッパリと否定。指揮官はイチローの試合への準備、野球に取り組む真摯な姿勢、チームへの影響力を最大限に評価しながらも「個人の記録よりも我々が重視するのはチームの勝利だ」と断言したという。

■イチローとは“水と油”

 マッティングリー監督は現役時代、ヤンキース一筋でプレー。首位打者、打点王、MVPなど数々のタイトルを受賞し、背番号「23」は永久欠番となった。

 人気球団を代表するスター選手ながら球団の規律に反し、長髪にひげというスタイル。91年には球団からの度重なる散髪指令に応じず合計2試合の出場停止と250ドル(当時のレートで約3万5000円)の罰金を科された過去があるとはいえ、ヤンキース一筋で主将を務め、グラウンド内では個を捨てても勝利を最優先する考え方がアタマと体に染み付いてる人だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 5

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  1. 6

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ

  2. 7

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  3. 8

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  4. 9

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  5. 10

    芳根京子も2クール連続主演だが…「波うららかに、めおと日和」高橋努も“岡部ママ”でビッグウエーブ到来!