「寸止めドリル」でヘッドスピードはアップする
プロとアマチュアのスイングを比較すると、いくつも違いがあるが、そのひとつがヘッドスピードです。
例えばドライバーの場合、男性アマチュアは40メートル前後が平均だが、ツアープロになれば50メートルぐらいが平均値になる。おおよそ10メートルほど違いがあり、飛距離に換算すると60ヤードほど違ってくる。
さて、このヘッドスピードの違い。
パワーが違うこともさることながら、シャフトの使い方も大きく違っている。
アマチュアの多くはシャフトのしなりをうまく使っていないのに対し、プロは例外なくうまく使い、それによってインパクトゾーンでヘッドスピードを効率良く上げているのだ。
では、どうすればプロのように、シャフトのしなりを効率良く利用できるのか?
インパクトゾーンでシャフトをしならせるポイントは、手元の動きを減速させること。
ダウンスイング後半からインパクトにかけて、手元が減速するとその反動でシャフトが急激にしなり戻り、それがヘッドスピードを上げることにつながる。